この記事では、
フリーランスや副業などで「個人」が企業に対して
検索広告(リスティング広告)を行う時の
「ヒアリング〜運用開始までの流れ」と「必要な準備」
について実際に個人で広告代理店をしている私の実体験に基づいて
ご説明します。
初めて個人で仕事をするのは何を準備して何をしていいかわからないものです。
この記事を読めば、初めての方でもクライアントと実際に対面した時に
ここでは、
受注(お問い合わせやご相談を含む)が入ってから運用開始まで
についてを詳しくご説明いたします。
クライアントと会う前の準備
まずクライアントと面談の前に以下を準備します。
- 申込書
- ホワイトペーパー
- ヒアリングシート
- 契約書
これは必須なので必ず用意しておきましょう。
またサービス内容などによっては以下のものを用意すると良いです。
見積書
ただリスティング広告の広告費用は、オークション制で決まるので、費用の総額を見積もりが立てづらい場合が多いです。なので私はキーワードプランナーなどでだいたいのクリック単価を割り出してご提案する事があります。
送り状(契約書関連を送る場合)
実際に合わないで運用していく際で紙上で契約書を締結する時は、郵送でそのまま送ると失礼にあたります。なので、まず「送り状(頭紙)」を送った方がビジネスマナーとして良いとされています。FAXや郵送で一緒に添えるなどして失礼にならないように配慮しましょう。
申込書
クライアントに会う前の準備
クライアントと実際に受注(ご相談を含む)が会った際に
クライアントの情報を収集して実際に会った際にスムーズに話がいくための情報を収集します
- 代表者様情報
- 業種
- サイトURL
- 広告で期待する事
- 競合
etc
本当はもっと事前に聞きたい事は多いですが、最低限この情報は把握しておきましょう。
ホワイトペーパー
実際にクライアントと会った時に使うもの
ここでいうホワイトペーバーは以下の内容を含んだものです
- 広告についての説明
- 料金プラン
ホワイトペーパーと書きましたが
広告についての説明
クライアントの中に多いのが
広告を出せば売り上げが上がる
と思って相談される方が結構多く見受けられます。
しかし、広告で成果を上げるには広告出稿するテクニックよりも
- LPの完成度
- 競合の強さ
- 予算
etc
などの要素が強く、広告出稿だけではどうにもならない場合があります。
知識のすり合わせをしっかりして、リスクなどを理解してもらった上で広告運用代行を行った方が
後々のリスクを減らす事ができます。
料金プラン
しっかり知識のすり合わせができればここで料金プランの説明をして
ご納得行った状態で広告運用代行ができます。
料金プランは広告代理店によって異なりますが、大体の相場は
となります。
ここでもしっかり支払う料金は広告費だけでなく、手数料も上乗せされて請求されることを伝えておきましょう
ヒアリングシート
実際にクライアントと会った時に使うもの
ヒアリングシートでは、
実際に申込書で記入していただいたものを掘り下げていくものです。
広告運用に必要な情報をここでしっかりと確認して
ここの情報から
ここでなるべく抜け漏れがないようにしっかりヒアリングしましょう。
契約書
実際にクライアントと会った時に使うもの
この契約書が一番しっかり準備しなくてはいけないものです。
広告業務範囲内や支払いなど
トラブルにならないためのものです。
1回作り上げれば、使い回してつかるので
しっかりここ業務を行う上で抜け盛れないようにしましょう。
この契約書がもしもの時の「お守り」となります。
使ったものを法的に効果があるかなど、弁護士さんに「リーガルチェック」などをしてもらった方がベターです。
広告運用の受注が入ってから運用開始まで流れ
上記が検索広告(リスティング広告)の受注〜運用までの流れです。
今回は私が広告運用代行するときの実体験でご説明しています。
あくまで運用代行のやり方の1部で
もちろん他のやり方や方法は広告代理店によって様々です。
連絡ツールや契約書の締結ツール、また直接会うのか、Zoomなどの会議ツールを使って会わないかは
ご自身の環境に合わせて変えてみてください。
スケジューリング

まずは受注(ご相談も含む)が入ったら、実際に広告運用を行うためにヒアリングを行う日にちをスケジューリングを行いましょう。
私の場合は、自分の「公式LINE」を作って、自分のLINEとは別でコミュニケーションを取ります。
予約機能のあるサービスを使って予約するとスムーズに進みます。
ヒアリングシートを記入して送ってもらう

実際にスケジューリングが決まったら、ヒアリングシートを送って記入してもらいます。
ヒアリングシートはGoogleフォームなどを作成しておくと便利です。
当日までに事前に戦略準備

ヒアリングシートが帰ってきたら、
実際のスケージュールの日にちまでヒアリングシートの情報から戦略を立てます。
業種やサイトURLやターゲット情報から、どのように広告の打っていくのかを実際に会う前に戦略立案をします。
面談してヒアリングと契約

実際にお会いして(もしくはZoomなど)まずは広告についての知識のすり合わせと抱えている問題などを非アリンします。
ヒアリングシートに記入してもらったものからさらに深掘りして広告アカウントの構築に必要な情報を収集します。
ここでクライアントによく聞かれる質問がまとめておくのでしっかり備えておきましょう。
答えの例も載せておきます
チラシとかやってるけど、リスティング広告とどっちがいいの?
チラシとリスティング広告だとターゲットが違います。チラシの場合は「認知」が主な目的で、リスティング広告の場合ですと、すでに「比較検討の段階」なので、商品の購入意欲の高い人にアプローチができます。
どのくらい検索されるの?
どういったキーワーで検索するかによって違います。御社の場合ですと、〇〇といったキーワードが有効です。その数はおおよそ〇〇〜〇〇ほどの検索ボリュームがあります。(Googleキーワードプランナーなどで検索ボリュームを調べましょう。)
広告の予算でどれくらいがいいの?
予算の出し方は色々な方法で決める事ができます。クリック単価やサイトの成約率が不明の場合は実際に運用してみないと実数が不透明の場合が多いので、希望の獲得単価✖️獲得したい人数でも算出すると〇〇です。
SEOとリスティング広告はどっちを頑張ればいい?
長期的にみてSEO対策を行えば費用はかかりませんし、取り組んでいくべきです。しかし記事の作成などSEOで効果が出るには時間も人的リソースも必要です。お急ぎで効果を得たのであれば、リスティング広告は費用をかければ検索上位で表示できますし、狙ったキーワードで出稿できるので、
「短期=リスティング広告」「長期=SEO」
という感覚でバランスよく取り組んでいけたら最高です
広告アカウントの構築と運用開始

面談が終わったら、実際に広告アカウントを構築して実際に運用開始するための準備をします。
これは広告代理店によって違うのですが、広告の開始の際の広告予算は
先払いor後払い
によってリスクも違います。
予算が多い場合に後払いにすると先に自分が負担する事になる場合があるので気をつけましょう。
まとめ
以上が実際に個人で広告代理店を行う際に
広告運用を始める前までの
です。
- 事前準備
- 申込書、ホワイトペーパー、ヒアリングシート、契約書を用意。
- 見積書や送り状も必要に応じて準備。
- ヒアリングから面談まで
- 事前にヒアリングシートを送り、必要情報を収集。
- 面談時に広告の期待値やリスクをすり合わせ、契約を締結。
- 広告アカウントの構築と運用開始
- 事前に戦略を立て、実際の広告運用をスタート。
- 予算の管理やクライアントへの説明も重要。
- 事前の準備を徹底することで、面談がスムーズに進みます。
- 広告運用の知識だけでなく、契約書などの法的な準備も必要です。
- 初めての場合は、直接対面での面談を推奨。Zoomなどオンラインも状況に応じて活用可能です。
この手順を参考にすることで、
ぜひ、この記事を参考に、広告ビジネスを成功させてください!